いちじくとクリームチーズのパンを食べながら

もうすぐ卒園だね。霧島のパン屋へ向かう道で話した。

バスを降りても怖くて教室へ入れなかったこと。授業がわからず戸惑ったこと。朝の体育が苦手でツラかったこと。給食が食べれないものばかりだったこと。休み時間は教室の隅に座り一人で過ごしたこと。

入園してからの数週間はホントウに大変だったと、Musume(6歳8ヶ月)は笑って教えてくれた。

小学校へ行けば、また新しいことが待っている。

ずっと一緒に居られるわけではないから、せめてこんなふうに、後から笑い合えたらと思った。
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ドーナツ

満ちたら枯れる。

創作の源泉はそれぞれだろう。僕のはそう出来ているように思う。

空いた胸をドーナツで埋めれば風が通りぬけシナモンが舞う。食されず地面に落ちるその様子と香りが、例えば必要なんだ。

しあわせに言葉は要らない。ジェラートと恋人は融け合えばいい。

写真もそう。

って、猫が言ってた。
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愛の前後

9年3ヶ月、何をするときにも外さずにいた指輪が痛くて、痛くて。

むくみってやつだろうか。

Musume(6歳5ヶ月)の厨子(ずし)に入れさせてもらった。

すべての物事に意味を感じる。世界に意味などない。ふたつの考えはどこか似ている。左手薬指の解放感を味わいながら思った。

旅先のレイトショーで「かぐや姫の物語」を観る。

猫毛が原因と思われるハナミズがピタリと止まる。街灯に照らされるハナミズキを見上げる。下弦の月が静かに浮かぶ。

赤、黄に色づく木々。クリスマスのイルミネーション。都会にしかないビル。天国のようなビックカメラ。

時間の前後、季節の移ろいが、どうでも良いと同時に愛しく思える。

飛ぶはずの飛行機が飛ばず、乗るはずのなかった飛行機で眠る。

陽がどこに居ようとも、月がまるく見える。

はーと落書小厨子
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サイダー

グッドネイバーズジャンボリー2013。当日とその前後。いちばん掛けられた言葉は、大丈夫?だったと思う。

おはようとか、ひさしぶりとかよりも、大丈夫?だった。

カメラが雨でびしょ濡れだけど大丈夫?目が赤いよ、大丈夫?みたいな質問に対しては、せっかく心配してくれているのに申し訳ないけど、「わかんない」としか答えなかった。だって、わかんないから。

けれども、さすがにこれは大丈夫じゃないなと思った出来事が2つほどある。どちらの話もMusume(6歳2ヶ月)が大笑い。嬉しかったので、そのうちの1つを記録しておこうと思う。

ジャンボリー当日の夜。とんがりテントの解体や机運びなどの後片付けを終え、ヒザも痛いし、皇潤飲んでみたいなあ。とか思いながら、夜中にスーパーセンターA-Zへ買い出しに行った帰りのことだ。

気力なくレジ横のベンチに腰掛けていた僕は、先に買い物を終えて帰ってゆく仲間たちを見送るとようやく買い物をはじめた。

半額のお寿司、ビックル(500ml)、サイダー(500ml)。ふりかえると、この時点でもう僕の過ちはスタートしていたように思う。

運転を始めると、序盤でビックルをごっきゅごきゅ飲み干す。お寿司は着いたら食べよう。そう思いながら車を走らすのだが、これが走れども走れども到着しない。

あれー。森のがっこうこんなに遠くないよなあ。これまちがったなあ。あーあー。と思うのにすぐには止まらず走っていると、左手にホテル ローマの原色裸電球な感じのイルミネーションが輝いて。まさかの in 枕崎市。ローマの先でUターン。気をとり直して(直せてないと思うけど)、森のがっこうへ戻った。

到着後の車中。暗闇と屋根を打つ雨音のなか、暗いから何がどれだかわかんないんだけどマグロっぽいモノとかを食べる。そして、サイダーのフタを開けて飲みはじめたところまではなんとなくの記憶があるんだけど。その後ですよ悲劇が起きたのは。

どのくらい眠っていたのか、それが何時頃の出来事なのかはわかんない。

大きなカミナリの音におろろいた僕は、持っていたサイダーをすべてぶちまけたんだ。ドボドボドボドボー。あー。あーあー。たぶん400mlはあったと思う。そのすべてを自分の下半身にこぼした。新しいプレイとかそういうことではなく。

幸い(まったく幸いではないんだけど)、山用ズボンのおかげでパンツは無事。運転席のシートがぐっしょんぐしょんになっただけで済んだ。

そしてなんとなくまたA-Zへ車を走らせ。駐車場で朝まで眠り、8時過ぎ、今度はサイダーではなく水を購入して、森のがっこうへ帰った(意味なき往復)。

あともう1つ。写真にまつわるどうしようもない失敗があるのだけれども、それはまだ直視できずにいるので、報告は控えようと思う。
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3週間

アサガオの、みずやりしてね。

夏休みの3週間を群馬で過ごすMusume(6歳2ヶ月)からメッセージが届いた。

1日だけサボったけれど、その日には雨が降った。食事、掃除、洗濯、睡眠。それらに比べれば、水やりは上出来だったように思う。

けれども、花を見たのは3回ほどで。朝ごはんを食べながら、また咲いたね、今日のは何色だねと毎日のように言い合った去年に比べると咲いた数はひどく少ない。

約11年請け負っていた「安定した仕事」が9月末で終わる。引継ぎ資料の作成で深夜に帰宅し、パラダイス食堂 サトちゃんのマタニティフォトを仕上げたり、他の写真をスキャニングしたりして。洗濯をして、ごはんを食べて、いつの間にか床で寝て、翌朝にまた出掛ける。夏休みを楽しんでいるであろう家族には、言わないでおこうと思った。

心細さは無くはなかった。でも、鹿児島へ移住した11年前を思えば。役割があるし、応援もあるし、求めてくれる人もいる。大好きな写真にチカラを注ぐことが、人を喜ばせたりする。

家族が帰ってくる日の朝に、白い大きなアサガオが咲いた。中心がすこし赤紫で、あとは真っ白。そんなのは初めてだった。

また出発するときなのだと思う。
Posted by undoandy
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