タピオカトンネル

国境のトンネルを抜けると雪国、まちがえた、灰の国であった。

僕らはコノ夏に、ソノ先の春に、ソノまた先の冬に起きることを伝えましょうと、那須金(金物屋)に集った。

きらきらひかるエスプレッソマシンより抽出されたバカみたいに美味なメープルラテをいただきながら、アイスにエスプレッソかけたりしちゃいながら、持ち寄った写真などを眺め、好きな写真のことを話した。

タピオカトンネル

これは鹿児島市の高速道路の玄関口 武岡トンネル、略してタケトン(略さなくていいから)とタピオカをかけた造語。僕らの愛称。

タピオカ x トンネルには、エスプレッソ x ラテのような必然性はなく、けれどもなぜ?と問われれば、響き?まあいいじゃんソコは。って誤魔化すことになると思う。まあまあまあ。まあいいじゃんソコは。

全てを記録し、伝えることは無理だし、ソレをしたいとも思わない。

窓の外の夜の底が白くなった。

この一文のように、後に写真を眺めたコたちの心が少しでもニュルっと動けばヨイんじゃないだろうか。タピオカのように。

極まる無理矢理感と、結局ダジャレ言いたいだけですよねという言いがかりに負けず、カタにハマらず、おっとり、仲間にさえ染まらず、撮るでしょう。

国境のタピオカトンネルを抜けると雪国があったりなかったりしたようなしないような降ってたような降ってなかったような。

Posted by undoandy
Category : 夢想
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