ミルクレープ

僕はミルクレープを注文、Musume(10歳2ヶ月)はクリームパンを買った。

運良く空いたレジ前のカウンター席に座り、体を休める。

一口 食べてみる?

美味しい?でしょう。食べれたら全部食べてもいいよ。

うん。

二口目に行くその勢いを見て、これは完食すると確信した。ので、クリームパンもらうね。と、自分では決して買わなかったであろうクリームパンを食べた。思った以上にすかすかでカスタードクリーム少なめ。

こういう状況において湧くのは喜びで。そんなときに父親であることを実感する。

お盆に大荷物を抱えて原宿に居る。自分の存在、役割を、不思議に思う。

二学期から、一人で登校したい。初めは実家で母づてに聞いた。

もう10歳なんだよ?

平日に会えるタイミングはそこだけだから言いづらかったようだ。気を遣わせてしまった。ごめん。

小学校卒業までは朝の散歩を続けられる。根拠なくそう思い込んでいたからショックではある。けれどもあたりまえのことだ、理解はできた。

美味しいミルクレープを食べるよりも この日は僕の記憶に残るだろう。

大きな転換、新しい経験がありすぎるほどあった夏休み。だから、Musumeにとっては たぶんそんなに特別ということはなく、百、千、万と重なるクレープのうちの一枚。そういう出来事。きっとこの先 幾度となく味わうミルクレープの甘さに、溶けてゆくだろう。
Posted by undoandy
Category : 家族
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