胃と腸はつながっている

次の瞬間だった・・・。
「よーし、ピリピリってしたらスグに手をあげるぞー」と準備するワタシの足が、
ワタシの脳みその命令ナシに一直線にのび!
びっきーんって宙を舞いました・・・びっきーんって。
若者よ、ぜんぜん「ピリピリ」どころじゃないじゃんかぁ・・・。
アナタたち何故シーンとしてるのですか・・・?
もしかしてコレのために手術したかったの・・・?
そんな不安がアタマをよぎるなか
まだまだこのカワイソウな手術は続きます。

今日はココまで。
次回のテーマは「胃と腸はつながっている」 death。(Cheap Memo - 背骨には神経が通っている)

あれだけ和やかに、「有線どのチャンネルがヨイー?」って聞かれるくらい和やかにスタートした手術は、この麻酔注射以降、もう2度とその和やかさを取り戻すことはなかった。

麻酔注射が終わり、しばらくしてからいよいよお腹が切られ始めた。
急性虫垂炎、はやい話しが盲腸なので、
おへその右下あたりが切られてゆく。
あぁ、確かに痛くない。あの研修医の麻酔は効いていたのだ。
「痛みは感じませんか?」「はい、痛くないです。」
おなじ部屋にいる誰もがほっとしていた。

お腹を切り終わるといよいよ摘出。
詳しいことは知らないけど、「盲腸の手術なんて簡単だから」って聞いてたし、虫垂炎をチョンと切って、切ったところを縫えば終わりなんだろうなぁくらいに思ってた。
痛い思いをすることはまずナイとも聞いていたし、それを信じていた。
胃を引っぱられる前までは・・・。

彼の麻酔は思ったより下までしか効いていなかったらしい。
確かに切った場所や虫垂炎それ自体に痛みは感じなかったのだが、胃はちがった。
切除するために虫垂炎を少し引っぱられると、
ワタシの胃は誰かにわしづかみされ引っぱられたような、
いままでに味わったことのない吐き気を伴う
異様な感覚に襲われたのです。

「うぇー!うぇー!」
「どうしました?」
「胃が・・・」
「あぁ、麻酔が上まで効いてないんだな」
「倒そうか」
「(倒す・・・?)」
「じゃあ足のほう上げて」
「はい」

手術台がアタマが下へ足が上へあがるように傾いた。

「(あぁ、倒すかぁ。重力?)」

そう、重力。
重力で麻酔が下がった頭の方、つまり胃のところまで効いてくるということです。
しばらく手術中断。
ワタシを傾けたまま何もせず待つヒトビト。
その数分間、ワタシは胃と腸が繋がっているのだなぁということを噛み締めながら、重力により麻酔が胃まで流れてくれることを願った。
きっと周りのヒトビトも願った。

その後、手術は無事終了(無事じゃないけど)。
後日、ワタシは原因不明(不明のはずないだろ)の頭痛に悩まされ
頭痛薬を飲んでもその痛みは消えなかった。
中国整体でアタマを整体してもらうまでは・・・。
(♪さぁ ねむりーなさいー つかれきーったー からだをー)

Posted by undoandy
Category : 回想
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